2015年7月31日 NEWS DAILY CONTENTS

ウエイトレス募集し罰金 市は差別と判断

 ニューヨーク市内で飲食店を営む男性がこのほど、情報サイトに「ウエイトレス募集」と書き込んだことにより5000ドルの罰金を科せられたという。
 セバスチャン・ロザリオは昨年、クラシファイドコミュニティサイトの「クレイグズリスト(Craigslist)」に「カプチーノが作れてバリスタもできる、経験のあるウエイトレスをイーストビレッジまたはブルックリンのレストランで募集中」との求人を投稿した。市の人権委員会はこれを反男性差別だと判断し、行政法審判官はロザリオに、この広告は法律違反にあたるため、罰金と反差別教練を義務付けた。
 このような事件はニューヨーク市では珍しいことではなく、昨年にはアッパーイーストサイドにあるレストランのオーナが求人広告に「ホステス募集」と記し、同じく5000ドルの罰金を科せられるなど、度々同様の問題が起こっている。

photo: girochantal

RELATED POST