週末、ニューヨーク、ニュージャージー両州を襲ったノーイースター(大雨や強風を伴う沿岸低気圧)で、道路の冠水や住宅の浸水、停電、交通の乱れが相次いだ。ブルックリンでは倒れた木が男性を直撃し、男性は死亡した。abc7 ニューヨークが伝えた。

米東海岸を襲ったノーイースターで冠水した道路を進む車(ABC News公式YouTubeチャンネルのスクリーンショット)

倒木や浸水、各地で被害

ブルックリンのイースト・ニューヨーク地区では26日、駐車場を歩いていた56歳の男性に木が倒れ、男性は搬送先の病院で死亡した。男性はニューヨーク市住宅局(NYCHA)の職員。木が倒れた原因が強風だったかどうかは分かっていない。

クイーンズのハワードビーチやファー・ロッカウェイ、ブルックリンのコニーアイランドなどでは道路が冠水した。ニュージャージー州やロングアイランドの沿岸部でも浸水が相次ぎ、26日にはエッグハーバー・タウンシップで、浸水したモーテルの客室から大人9人と犬1匹が救助された。

(Photo: Noah K. Murray/ABC7 New York公式Facebookからスクリーンショット)

空の便や停電にも影響

ラガーディア、ジョン・F・ケネディ(JFK)、ニューアークの3空港では、発着便計1188便が遅れ、94便が欠航した。ラガーディア空港では671便が遅れ、67便が欠航した。また、ニューヨーク州では3万以上、ニュージャージー州では約1万9000の利用者が停電の影響を受けていた。セントラルパークでは、27日までの雨量が2.44インチ(約62ミリ)に達した。

被害の届け出と保険申請

ニューヨーク市では、住宅の浸水や下水の逆流、倒木、建物の被害などを311に届け出る。切れた電線や倒れそうな木など、命に関わる危険がある場合は911に連絡する。

ニューヨーク州金融サービス局とニュージャージー州銀行保険局は、片付けを始める前に被害を写真や動画で残し、壊れた物の一覧を作って、早めに保険会社へ連絡するよう案内している。修理や清掃にかかった費用の領収書も保管する。