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タクシー配車サービス「ウーバー(Uber)」が4日、配達を代行する新サービス「ウーバー・ラッシュ(Uber RUSH)」を開始した。シカゴ、サンフランシスコおよびニューヨークの3都市から提供を開始する。
昨年から試験的に行ってきた同サービスは、店舗などから顧客への配達をウーバーが請け負うもので、レストランや雑貨店など、配達を必要とする各店舗がこのサービスに登録し、混雑時や配達が必要となったときに依頼すると、ウーバーが店舗の代わりに消費者に商品を届けてくれる。
同サービスを利用する店舗が1マイル(約1.6キロメートル)圏内の配達に6ドル、それ以上は1マイルごとに3ドルの利用料を支払い、そこから約80%が運転手へ、残りがウーバー社の利益となる仕組みだ。
既に同様のサービスを行っている個人向け配達サービス「ポストメイト(Postmates)」では、利用客がアプリケーションを通しポストメイトに配達を注文するが、ウーバー・ラッシュは直接ドライバーに注文が入るようになっている。
同サービスが成功し、人気が出ればUPSやFedExなど、大手配達業者を脅かす存在になるかもしれない。
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