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善意で提供された母乳を保存し、必要とする赤ちゃんや母親に提供するニューヨーク初の母乳バンクがアッパーウエストサイドとニューヨーク州ウエストチェスターで始まる。
このほどオープンする母乳バンクは主に新生児集中治療室(NICU)にいる未熟児に届けられ、早産や病気などで母乳が出にくい母親に代わり医療目的で別の女性の母乳を赤ちゃんに与える機能をもつ。同バンクのロジエーヌ・モッティ氏は「ニューヨークには母乳が余るほど出る母親がたくさんおり、それらの母乳を有効的に活用するには母乳バンクが最適だ」と述べており、今回オープンする2カ所のほかにもブロンクスやブルックリン区にも衛生局の認可を得て母乳バンクを今後オープンさせたいとしている。
同バンクで取り扱われる母乳は徹底的に安全を追求したものだ。母乳を提供する女性は血液検査や感染症の有無など、衛生チェックを受ける必要があり、既に健康診断を済ませた60人の女性が現在ドナーとして登録されているという。提供された母乳は英国から取り寄せた殺菌機で低温殺菌処理されたのち保存され、産婦人科医から注文が入ると各病院に送られる仕組みとなっている。
免疫力を高める効果のある母乳をできるだけ多くの赤ちゃんに届けられるよう、2016年までには大型な施設を建てたいとしている。
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