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ニューヨーク市調査局は1日、ニューヨーク市役所人事管理部(HRA)の職員2人が政府が貧困者に食糧を配給する制度であるフードスタンプや公的扶助を悪用し、過去5年間で200万ドル(約2億4000万円)を横領していたと発表した。
同局担当者によると、この2人の職員は同日、2008〜13年にかけ公的扶助受給者の中から協力者を誘って公金横領をした罪で告訴され、これに加担した協力者らも逮捕された。
HRA主任のチェリス・ワトソン・ジャクソン被告(44)は、架空の電子カード式であるフードスタンプを発行し公金から12万ドル(約1440万円)を横領したうえ、それを資金としてエナジードリンク、レッドブルを会員制倉庫型スーパーで大量に購入したのち、同僚と共謀して小売店へ再販して利益を得ていた。また同被告は共謀者を偽の大家に仕立て、借主が家賃滞納した際に受けることができる保障を不正に受給させ、横領を重ねていた。
数年にわたる横領が見過ごされていたことについて、調査局のマーク・ピータース監督官は「HRAのシステムは欠陥があり、書類による申請者はデーターベースに記録されないため、追跡調査ができない状態になっていた」と指摘した。
これについてHRAのスティーブン・バンクス監督官は「システムの問題点はすでに修正済みで、申請履歴はすべてデーターベースに記録するよう変更した」と説明している。
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