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陣痛が始まったため、タクシー配車サービスの「ウーバー(Uber)」を利用して病院に向かおうとしていた女性が乗車を断られる事件が発生した。
乗車を断られた妊婦の夫、デイビット・リーさんは取材に対し、問題のウーバーの運転手は「3マイルほど離れた病院まで行く途中で吐かれるなどして車内を汚されると、売上から1000ドルを失うことになる」という理由で乗車を拒否したと述べた。加えてこの運転手は車を停車させていた間の利用料金13ドルを請求し、陣痛に苦しむ女性を置いたまま走り去ったという。
幸い、リーさんの妻は別のウーバー車によって病院まで搬送され、無事に男の子を出産したが、弁護士でもあるリーさんは「どのような理由があろうと客の乗車を断るのは、ニューヨーク州の法律で禁じられている」と今回の一件を批判している。
専門家によると、ニューヨーク州では陣痛が始まった妊婦の乗車を拒否することは違法。リーさんは「かねてより数々の法的規制をくぐり抜けながら運営しているとの指摘があるウーバーでは、法律の適用や運転手らへの指導が徹底されていないのでは」と述べている。
なお、ウーバー社は「どんな理由であろうと、乗車拒否はわれわれのサービス精神に反している」とこの夫婦に謝罪した。
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