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1日付のDNAインフォによると、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は3月31日、2016〜17年度の州予算から10億ドル(約1100億円)を、マンハッタン区の2番街を通る地下鉄T線の工事に割り当てることを発表した。
工事は63〜96丁目間の第一段階が既に完了しており、この部分だけは16年12月に開通が予定されているが、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は昨年10月、トンネルの掘削作業が19年まで開始できないことから、工事に充てる予算を10億ドル削減すると発表した。そのため、2番街96丁目〜レキシントン街125丁目間の第二段階工事の遅れを懸念する住民や議員などから、批判の声が上がっていた。
該当の10億ドルのうち、5億ドル(約550億円)は19年度に、残りは20〜24年度MTA資本計画に投入されるという。
州議会下院議員ロバート・ロドリゲス氏は、「州による第二段階工事への資金投入は、大きな勝利」と述べ、交通網の拡大によりレキシントン街の混雑が緩和され、この地区の住民のビジネスチャンスを80%増加させるだろうと予測している。
MTAに割り当てられた予算の総額は、史上最多の270億ドル(約3兆円)で、これによりインフラ基盤の維持やシステムの強化および拡大が可能となる。
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