「ニューヨーク市内で本を積み上げて置いたら何が起こるのか」という奇抜なアイデアを思いついて実践した、市内在住のシャハラヤ・マリークさんの取り組みがハフィントンポストなどのメディアに取り上げられ、話題を呼んでいる。
昨年の春、ブルックリン橋を歩いていたマリークさんは、「セルフィ」を撮った。その時、「セルフィを共有する人はたくさんいる。何かほかのことも共有できないか」と思ったのが発端だという。そこでマリークさんは、家に戻って自分の書棚から読み終えた本を持ち出し街角に積み上げて、本を読んだ感想を共有することにしたのだという。マリークさんはこれを、マンハッタン区のセントラルパークやグランドセントラル駅など市内の8カ所で実行した。本には「自由に持ち帰ってください。読み終わったら、Eメールをください」と記載したブックマークを挟んでおいたそうだ。
その結果、これまでに、世界の30以上の国、約70人から連絡があったという。「全く見ず知らずの他人。けれど、お互いに何を読んだかは分かっており、どこか深いところでつながっているようで、不思議な感じ」とマリークさんは感慨深く語る。
本は読まれてこそ、意味がある。書棚に置かれているだけでは、死んでいるも同然というのが、マリークさんの信条だそうで、今後も読書を続け、溜まったらまた本を積み上げておく予定だという。ニューヨーク市外ではどうか、マレーシアやブラジルなどの海外で試すのはどうか、とマリークさんの夢は膨んでいく。
都市伝説? NYの街角に積み上がった本の謎
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