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13日付のメトロ・ニューヨークによると、自閉症の息子を持つ女性へ、近所の住人から子どもの苦情をつづった嫌がらせの手紙が届き、波紋を呼んでいるという。
ペンシルべニア州フィラデルフィア郊外のメイフェア市に住むボニー・モーランさん(32)の3人の息子のうち、2人が自閉症である。9日にモーランさんの元に届いた手紙には、近所の住人の1人という匿名で、「鳥のように手をバタバタとさせて絶叫するので、天気が良くても窓を開けられない」「野獣のような叫び声をあげ、うちの正常な子どもが怖がっている」「全くしつけができておらず、あなたに問題があるのでは」などと記されていたという。
これを読んだモーランさんは、「どうしたらこんなにひどい悪口を並べられるのか」とショックを受け、何時間も泣いた。そして、意を決してこの手紙を自らのフェイスブックに投稿したところ、全米に広がり支援のコメントが続々と寄せられている。近くに住む障がい児を持つ親からの理解ある励ましもあり、取材に対しモーランさんは、問題を抱えているのは自分だけではないと勇気づけられた、と述べた。
自閉症に詳しい地元の専門家は、「自閉症の子どもは、独自のやり方で考え、物事に対処する」とし、「われわれは、もっと理解と寛容さが必要」と述べている。
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