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18日付のニューヨーク・タイムズによると、2001年9月11日に発生した米同時多発テロの遺構や遺留品保管所が、テロ発生から15年の節目を迎えることし、その役目を終えて閉鎖されることが分かった。
ジョン・F・ケネディー国際空港(JFK)内にある第17格納庫は、倒壊した世界貿易センター(WTC)の鉄柱などの建材や当時の地域の生活が垣間見えるアクセサリーなど、あらゆる関連物を02年から保管してきた。かつては、“悲劇の爪痕”がひしめき合っていた場所は、今では空のような状態だという。
ニューヨーク・ニュージャージー州港湾公社(PA)は、1890個の建築物の残骸や約550個の遺留品を、マンハッタン区の9.11メモリアルをはじめとする、世界中の博物館や教育施設などに寄贈してきた。当初、ことしの始めに寄贈は打ち切られる予定だったが、PAのパトリック・J・フォイエ専務取締役が全ての遺留品の対処が終わるまで活動を続けるよう働きかけたという。現在ほぼ全ての遺留品が引き取られ、「PAは、あの日の記臆を後世へ引き継ぐ役目を果たしてくれた」と州都オールバニにあるニューヨーク州博物館の館長は述べた。
役目を終えた第17格納庫は、ことし8月末までに閉鎖され、老朽化を理由に解体される。
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