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22日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、このほど、67歳の男性がコロンビア大学の卒業式を迎えた。この男性、麻薬の元密売人で逮捕歴は数知れず、刑務所に入ったこともある人物だという。
デビッド・ノーマンさんは11歳で飲酒を始め、15歳までにヘロインを覚え、麻薬の密売人となって自身も35年間中毒者だった。1967年には麻薬売買や強盗で最初の刑務所行きとなり、その約30年後には、けんか相手を死亡させた罪で2度目の刑務所暮らしを経験した。収監中に読書の楽しみを知り、ヘブライ語に興味を持ったノーマンさんは、「今までの人生は無駄だった」と猛省し、生まれ変わる決意をした。
2000年に出所すると、ニューヨーク州の病院で麻薬中毒者のサービス係を担当、その後同大学で地域健康問題担当職員となり、その10年後には、同大学の一般教養学部で授業を取り始め、ことし晴れて卒業した。
ノーマンさんは卒業式で「夢は必ず実現する」と語り、今後は同大学の公衆衛生学科でアシスタントとして働く予定だ。また、市の教会で、出所したばかりの元囚人を受け入れるボランティア活動をするほか、自身の経験を本にする計画がある。まだ書き始めてはいないが、「俺みたいに長く待つ必要はないんだ」と題する予定だという。
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