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8日付のFOX5によると、米国北東部海岸でアザラシが繁殖期を迎え、赤ちゃんが見られる季節となったが、米海洋大気庁(NOAA)は、アザラシやそのほかの海洋生物には近付かないよう呼び掛けている。もちろん一緒にセルフィーを撮るのも駄目。これは動物のためだけでなく、人のためでもあるという。
NOAAによると、アザラシの顎は強力で、噛まれたら歯型が残るほど危険。実際、一緒に写真を撮ろうと近付いたため、噛まれてけがをした人が何人もいるという。野生動物は、人が近付くとストレスや脅威を感じ、予期できない行動を取る可能性がある。また、赤ちゃんだけを見掛けても、母親が近くにいることが多い。母親は脅威を感じると育児を放棄する可能性があるため、この場合も絶対に近付いてはならない。NOAAの海洋関係職員、メンディ・ギャロン氏は、「赤ちゃんアザラシを見掛けたら、保護が必要と思っても安易に近付くべきでない。人やペットを遠ざけて、静かに見守ること」と語る。
さらに、海洋動物を追いかける、いじめる、嫌がらせをするなどは迫害行為に当たり、1972年に発効された、海洋生物保護法違反とみなされる。
いくらかわいくても、アザラシなどの海洋生物には近付かず、遠くから写真を撮るなど、保護を再優先に考えた行動が求められる。
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