2016年6月14日 NEWS DAILY CONTENTS

最愛のペットと同じ墓に NY州で共同埋葬の法案通過

 10日付のCBSニューヨークによると、人の墓にペットを共同埋葬できる法案が9日、ニューヨーク州議会を通過したという。
 同法案を提案したジェームズ・ブレンマン下院議員は、ニューヨーク州でペットを飼う人が年々増えており、飼い主とペットとのつながりもより強くなっていると話している。ともに埋葬されるためにはペットを火葬する必要があり、特定の宗教と結び付きがある墓地での共同埋葬は認められないが、それ以外の墓地では可能になるという。ペット愛好家からは、愛犬、愛猫などを自分と同じ墓に埋葬することができると、賛同の声が上がっている。これまで州法では、ペット用墓地に火葬された人骨を共同埋葬することは可能だった。
 昨年から州内の全てのレストランでこれまで禁止だったペットの同伴が可能となり、アウトドアエリアやパティオでペットと過ごせるようになるなど、ここ数年、州では人間とペットとの絆を尊重するような法案が数々施行されている。
 また、ネコが人や家具を引っかくのを予防するために行われる爪除去手術は動物虐待に当たるとして、この手術を禁止する法案も一部の州議員から提案されており、既に州議会で協議されている。
 最愛のペットとともに永眠できるとは愛好家にとっても本望だろう。

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