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【9日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク市議会は9日、たばこ1箱の最低価格を13ドル(約1420円)に引き上げる条例案を可決した。
市では現在、たばこ1箱の最低価格は10ドル50セント(約1150円)と定められているが、ほとんどの小売店ではこれより高く販売され、平均価格は11ドル23セント(約1227円)となっている。
同条例は市保健精神衛生局(DOH)が提案し、ビル・デブラシオ市長が今年4月に市議会に提出した。市内に約9000軒あるたばこの販売を許可された小売店の数を10年間で半数に減らし、デュアンリードなどのドラッグストアでのたばこの販売を違法とする。紙巻きたばこ以外のたばこ商品には、10%の税金が課され、税収は公共住宅の予算に充てられる。
DOHによると、同条例の施行により、2020年までに喫煙者を16万人減少させることが可能だという。たばこの最低価格が引き上げられることで、価格差を維持するため、高級ブランドのたばこの価格引き上げも見込まれている。また同条例により、たばこを吸う機会が減少するとして、喫煙者の間から歓迎する声もあった。一方で、たばこの最低価格の値上げに反対した議員らはその理由を「たばこをやめることのできない低所得者たちの負担になる」としていた。

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