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日本クラブは15日夜、晩秋の恒例イベント、ディナーショー「オペラの夕べ」を開催した。今年はメトロポリタンオペラで活躍するマーク・デラバン(バリトン)、ジェシカ・サンディッジ(ソプラノ)、コーディ・オースティン(テノール)の3人が「モーストリープッチーニ」と題して、ジャコモ・プッチーニ作曲のアリアを中心に熱演した。
冒頭、同クラブ事務局長の佐藤元広さんが「間近で素晴らしい歌声をご堪能いただけます」とあいさつ、続いて料理長の安陵秀樹さんによる3コースの料理が登場。参加者たちはテーブルを囲みながらオペラの話で盛り上がった。
開幕はヴェルディの椿姫から「乾杯の歌」。続いて、プッチーニのラ・ボエーム「私の名はミミ」、トゥーランドット「寝てはいけない」、蝶々夫人「ある晴れた日に」、トスカ「行け、トスカ」「歌に生き愛に生き」など、誰もが知る名曲が息もつかさず披露され、ビゼーの真珠採りからテノールとバリトンの二重唱「聖なる神殿の奥に」で圧巻のフィナーレを飾った。当日は50人以上のオペラファンが集まった。

カキのベーコン巻きやエビフライなどが吹き寄せ(落ち葉)のように盛られた主菜

マーク・デラバン(左)とジェシカ・サンディッジ
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