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【19日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市警察(NYPD)は、逮捕時の暴力に関する調書などの中で、警官が虚偽の証言をしても懲罰を与えることはまれで、昇格させるケースもあることがニューヨークタイムズの調査で明らかになった。
NYPDの職権乱用への苦情を精査する民間の独立機関シビリアン・コンプレイン・レビュー・ボード(CCRB)は、警官の虚偽証言が含まれると判断した全てのケースを文書化。そのうち2010年以降のケース81件を同紙が追跡調査したところ、NYPDの内部調査で「虚偽」と認められたのは2件。残りの79件は、不正行為はなかったと判断されるか、メモの取り間違いなど軽微な過失として処理されていた。
裁判でも、虚偽証言が適切に処分されないケースもある。13年、私服警官の男性は2人の連邦裁判官から偽証を指摘されたが、その後、巡査に昇格。16年には裁判官から証言を虚偽であると判断された分署長もその後、警視正に任命された。こうした「寛大」な処置が、警官の職権乱用の温床になっているとの指摘もある。
これに対しNYPDのローレンス・ブレアム法務担当官は「記憶違いは誰にでもある。故意にうそをついているわけではない」と釈明している。
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