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【4日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市の公共住宅にある遊具の約70%に破損や危険な箇所があることが、市会計監査局の調べで明らかになった。4日、スコット・ストリンガー同監査官が発表した。
市住宅局が管理する公共住宅内にある遊び場788カ所を対象に、約17カ月にわたり遊具や安全柵などが正常に機能するかを調査した。遊び場として「不適切」とされた549カ所のうち72カ所では、遊具の表面が損傷し尖った金属片が出ていたり、遊具の踏み台の留め具が外れて登れなかったりと、「危険状態」と判定された。
25カ所の遊び場を対象に住宅局の内部監査も行われたが、うち12カ所は内部監査報告書の提出を拒否した。また提出があった場所のうち9カ所でも遊び場の「危険状態」が報告書から漏れていたという。
同会計監査官は同日の会見で「子どもたちが夢を育む遊び場を、住宅局は悪夢の場所にしている」と批判。「不適切な内部監査もはびこっており、住宅局には再度、早急に監査を実施してほしい」と述べた。
住宅局は声明文で「指摘を受け入れ、改善に努める。危険な状態は90日以内に対処するよう既に対策を講じている」としている。

損傷した滑り台。ストリンガー会計監査官のツイッターより
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