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【15日付amニューヨーク】ニューヨーク市は市民の総合的な健康状態において全米100都市中52位で、野菜や果物の摂取が不足ぎみだという調査結果を、米スポーツ医学会(ACSM)が15日、発表した。
ACSMは米疾病予防管理センターのデータなどを基に、各都市の市民の健康状態を毎年ランキング形式で発表。今年の調査によると、ACSMが「理想」とする、野菜を1日3回以上食べるニューヨーク市民は全体の18.4%、果物を1日2回以上食べる市民は31.9%だった。総合的な健康状態で全米1位はバージニア州アーリントン郡だった。
調査はニューヨーク市内に生産者が店頭で野菜や果物を販売する「ファーマーズマーケット」が少ないことに言及。2010年のコロンビア大学の研究では、市内の低所得層が多く住む地域に青果店が少なく、惣菜店でも新鮮な野菜や果物を販売していないことが指摘されている。
多忙で外食が増えるのも一因のようだ。ブルックリン区ブッシュウィックに住む男性は「外で食べることが多く、家には野菜や果物はまず置いていない」と話す。栄養士のリサ・ヤングさんは「野菜や果物の摂取は肥満や心臓病などの予防につながる。意識して摂ってほしい」と呼び掛けた。

Masahiro Ihara
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