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【5月30日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】クイーンズ区の地方裁判所は5月30日までに、顧客宅の冷房に水銀を混入させたとして、冷暖房設備会社を経営するユリー・クルック被告を暴行未遂と公衆衛生を危険にさらした罪で起訴した。
同区在住のロマン・ピンカソフさんは2015年、自宅の冷暖房と換気扇の設置を同被告の会社に依頼。しかし設置した冷房が作動しないため、同被告に何度も苦情を申し立てた。同年7月、同被告は「修理不可能」とし、新しい冷房を設置した。
間もなくして、ピンカソフさんの妻オルガさんが自宅の通気口や床など、同被告が作業した複数の場所に銀色の物質が落ちているのを発見。ピンカソフさんは911番通報し、駆け付けた消防隊員が同住宅内の1階と2階で水銀を検出した。
ピンカソフさん夫妻と息子は血中の水銀濃度を調べる検査を受け、全員から基準値以上の水銀が検出された。3人には関節の痛み、頭痛、倦怠感などの症状がみられたという。
リチャード・ブラウン同地区検事長は「水銀にさらされ続ければ、人間は死に至る可能性がある」と危険性を指摘した。
同被告は1万ドル(約110万円)の保釈金を支払い、同日保釈されている。

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