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【8日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は、密談のための「オフィス」をマンハッタン区に持っている。ミッドタウン東40丁目のシーフードレストラン、ドックスだ。
昨年、ニューヨーク市の公立学校の運営を巡る交渉が行き詰まった際、同知事は同店で「政敵」といわれるビル・デブラシオ市長と密会。2014年には、17%の賃上げについて州都市交通局(MTA)とロングアイランド鉄道の組合幹部と会うなど、重要な会談はいつも同店だ。同知事の元政策顧問、ハワード・グラサーさんは「いわばウオッカ付きのオフィス」と話す。
同店は1987年にオープン。アールデコ調の内装が特徴で、生ガキなどシーフードの他、フランス産の高級小麦から醸造したウオッカ、牛サーロインのハンバーガーなどがメニューに並ぶ。州知事室の分室オフィスも入る41階建てビルの地上階にあることから、実用本位で知られる同知事は「行きつけの隠れ家」として同店を選んだようだ。
ただし同店での会談にはルールがある。軽食を注文して静かに話すことと、同店で起きたことは店内だけにとどめておくこと。従業員もそろって口が堅い。同店マネジャーのステファン・オルセンさんは「客のプライバシーが第一」と話した。

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