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いきなりステーキは12日から、ニューヨーク市内全8店舗で各種メニューを従来より2ドルから7ドル安い新価格で提供開始した。人気の高級部位リブアイは、1オンス当たり2ドル30セントを1ドル60セントに値下げ、日本の1ドル80セント(1ドル110円で換算)より低価格となった。同日、マンハッタン区西54丁目のブロードウェー店で、記者発表と試食会を開催。当日は同店を展開するペッパーフードサービスの米国現地法人、クニズコーポレーション社長の川野秀樹さんが、ニューヨーク進出1年半を振り返り、これまでの歩みと、新価格で提供するに至った経緯を質疑応答を交えながら説明した。
川野さんは、6月下旬に全店舗で実施したステーキフェスティバルが「大好評だった」ことから値下げを決断。「日本のいきなりステーキは米国産牛肉を多く使っているが、米国では関税がかからないため利益を出すことができる。今後もお客さんが喜ぶサービスを充実させていく」と話した。
www.ikinaristeak.com

純米酒や純米大吟醸、梅酒など日本酒のラインナップも充実。「ステーキと日本酒のペアリングにも力を入れていく」と川野さん(photo: 本紙)
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