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【12日付ニューヨークポスト】イースト川で今年3月、観光用ヘリコプターが墜落し、乗客5人全員が死亡した事故で、事故機を製造したエアバスヘリコプターズの弁護士が、裁判書類の中で、死亡した乗客を非難する発言をしていたことが分かった。
事故後、乗客の1人、テキサス州ダラス市のノリス・カディガンさん(享年26)の遺族は「適切で安全な飛行サービスの提供を怠った」として同社など3社と自力で脱出した操縦士を相手取り、損害賠償などを求め提訴。しかし同社のトーマス・ミーリィフ弁護士は「乗客は危険が予測できたのに、自ら進んで乗った。適切な注意により回避できたはず」として、請求棄却または賠償額の減額を申し立てた。
これに対し、遺族側のゲイリー・ロブ弁護士は「ヘリコプターに乗ったまま川で溺れる危険性など誰にも予測できなかったことは明白」と反論している。
同ツアーでは、体を乗り出して撮影できる「オープンドア」式の機体を使用。乗客は複雑なシートベルトで座席に固定されており、墜落した際、脱出できずに溺死した。事故について調査中の米連邦航空局(FAA)は同月、オープンドア式ヘリ飛行の停止とシートベル使用への緊急処置を同社に命じていた。

NYPD特殊作戦部隊のツイッター
(@NYPDSpecialops)より
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