RELATED POST
【11日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】トランプ政権は9月、米国永住権(グリーンカード)申請について、低所得層向けの公的支援を受けている人の審査を厳格化する新規則を提案した。この問題を巡り、ニューヨーク市では約7万5000人に影響が及ぶことが分かった。市長室移民課のビッタ・モストフィ課長がデイリーニュースに明かした。
同提案では、低所得者向け医療費補助制度、メディケイドや食糧支援プログラム(SNAP、通称フードスタンプ)、住宅補助などの公的支援を受給する人は、永住権申請が却下される可能性があるとしている。政権は低所得者の自立促進を目的としているというが、低所得層の外国人が永住権の申請却下と国外退去を恐れて公的支援の受け取りをやめる恐れがあると指摘されてきた。
市によるとよると現在、永住権の申請資格を持ちながらこれらの公的支援を受けている人は市内に約7万5000人。同規則が成立すれば、近い将来同様の立場に置かれる可能性のある人も合わせて合計約47万5000人が、永住権申請と公的支援のいずれかを選ばなければならなくなると分析した。モストフィ課長は「低、中所得層の移民に対する新たな攻撃だ」と批判した。
また、市内に合法に滞在し公的支援を受給する外国人で、必ずしも永住権を申請する予定がなくても国外退去を恐れて受給を取りやめる人が約2割存在すると想定している。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








