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ニューヨークの夏のストリートフードとしてすっかり定着したマンゴー売りの実態をウォール・ストリート・ジャーナルが27日、レポートした。
ブルックリン区ダウンタウンで商売するマリアさんは、エクアドルからの不法移民だ。夫は建設現場で働き、5年前にマンゴー売りを始めるまでマリアさんは、空き缶を集め、1日当たり50ドル(約5300円)を手にしていた。
マリアさんは毎朝7時にクイーンズ区の青果卸売市場でマンゴー約70ポンド(約32キロ)と袋詰めの氷を50ドルで仕入れ、同区リッジウッドの自宅台所でマンゴーを切り、袋に詰める。ブルックリン区まで運ぶのには片道25ドルのカーサービスを使う。マリアさんのスタンドが立つ道筋にはライバルが3人。売値の3ドルから値引きしないようにお互いが目を光らせ「牽制」。市保険精神衛生局から販売許可を得ていないので、見つかったら即、違反チケットを切られ、100ドルから1000ドルの罰金を科される。検査官らしき人間を見かけたら、近くで帽子を売る男性に荷物を預けて姿をくらませるのだという。毎日午後7時まで売り続け、手にする儲けは平均して150ドル。
市内で最も人気のマンゴースポットは、マンハッタン区ユニオンスクエア南の東14丁目。そこでマンゴーを売っているのもエクアドルからの移民だという。

マンハッタン区ブライアントパークのそばで28日撮影
(photo: Kaito Sakata /本紙)
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