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ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は6月、教室内での暴力や授業妨害など、教育現場が抱える問題を集団で解決する手法を市内の公立校に導入すると発表。市教育局の指導と財政援助を得て、同手法を試験的に導入するブルックリン区の公立中学校(IS 285)の朝礼の模様をWNYCが19日、レポートした。
朝礼は講堂で全校生徒参加のもと行われる。数人の生徒が壇上に上がり、亡くなった祖母や携帯電話を見つけてくれた用務員などに敬意を表し、観葉植物にペットボトルで水をかける「献杯」の儀式でスタート。
次に自分の誕生日を大声で発表し、サングラスをかけた生徒が打ち鳴らすスティールパンに合わせ、米国歌や公民権運動が盛んだった頃に歌われたフリーダムソングを合唱する。曲目がホイットニー・ヒューストンの「アイ・ワナ・ダンス・ウイズ・サムバディ」に変わったところで、教師も生徒も踊りながら各自の教室に戻っていく。
同校のジョージ・パターソン校長はこの朝礼について、「教師が生徒1人ひとりのことを理解し、応援していることを知らしめることができる」と評価。「各自が抱えている問題を打ち明けられやすくなるのでは」と期待を込める。
市は今後3年で同プログラムを全ての中学と高校に導入する意向だ。
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