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ニューヨーク州保健局は、全米5州で新型コロナウイルス肺炎の感染が確認されたことを受け、ニューヨーク市への感染拡大を「時間の問題」と見ている。ニューヨークタイムズが27日、報じた。
同局はこれまでに、市内で感染が疑われる9人の患者から採取したサンプルを米疾病予防管理センター(CDC)へ送り検査。4人は陰性だったが、残りの5人の結果については保留となっている。市内の各医療機関は、ウイルス発生源とされる中国湖北省武漢市に最近渡航した患者に対し細心の注意を払って診察。州保健局は、武漢への渡航者や渡航者と接触があった者に、呼吸器症状またはインフルエンザに似た症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診するよう呼び掛けている。市内で感染が確認され、重症と判断された場合は、マンハッタン区のベルビュー病院に隔離される予定。
武漢の天河国際空港からジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)への直行便は先週、全便欠航に。欠航直前に武漢市からJFKに到着したクイーンズ在住の中国人、スコット・リーさん(56)は、自覚症状がなかったにもかかわらず自宅で自ら軟禁状態に。「他人に迷惑をかけたくなかった」と話した。
州保健局のオキシリス・バルボット局長は、「潜伏期間は1週間。予防策はインフルエンザと同じ」と注意喚起した。
中国では4500人以上がウイルスによる肺炎を発症。100人以上が死亡している。
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