RELATED POST
ニューヨークの5大マフィアの1つ、コロンボ一家のナンバー2として1960年代に暗躍したジョン・ソニー・フランゼーゼ元受刑囚が23日、ニューヨーク市内の病院で亡くなった。103歳だった。ニュースデーが24日、報じた。
コロンボ一家の最盛期にはロングアイランドの賭博胴元の半分を支配。高利貸しや恐喝で富を築いた。豪奢な暮らしは好まなかったが、夜はカシミアのコートに身を包み、コパカバーナなどのナイトクラブで浮名を流した。フランク・シナトラや元世界ミドル級チャンピオンのロッキー・グラジアノなどの著名人との交流でも知られた。
1960年代末までに全米で起きた約40件から50件の殺人事件に関与したとされる。銀行強盗の主犯として67年、有罪となり禁錮50年を言い渡された。「俺の原理原則」と減刑と引き換えの自白を拒み服役。仮釈放を受けたが、再犯を重ね刑務所を出入りした。2010年、恐喝で再び有罪となり93歳で収監された。その際、末息子が父親に不利な証言をしたとして話題になった。
2年半前、刑務所の医療施設を出てクイーンズ区の高齢者施設に。通算して35年以上を刑務所で暮らした。昨年、末息子が許しを請いに極秘裏に施設を訪れた際、「息子よ、愛している。だが、お前はいつも変わっていたなあ」と語ったという。

左端がジョン・ソニー・フランゼーゼ元受刑囚
(Photo:https://en.wikipedia.org/
wiki/File:SonnyFranzese1.jpg)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








