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モデルからライフスタイルのグル(導師)となり、「黒人版マーサ・スチュアート」と呼ばれたバーバラ(B)・スミスさんが22日、若年性アルツハイマー病のためロングアイランドの自宅で亡くなった。70歳だった。ニューヨークタイムズが24日、報じた。
1949年ペンシルベニア州出身。高校卒業後に同州ピッツバーグ市にある百貨店のモデルや航空会社TWAの地上勤務員を務めた。69年、全米を巡回するファッションショー、「エボニー・ファッション・フェア」のモデルに採用され、名前をバーバラからBに短縮。オイル・オブ・オレイやノグゼマなどの化粧品会社の広告やマドモアゼルなど著名雑誌の表紙を飾った。80年代、モデルの仕事が少なくなると、アーク・レストラン・グループが経営する大型レストラン、アメリカでフロアマネージャーとして活躍。同グループの後押しで86年、マンハッタン区8番街にレストラン、B・スミスズをオープンすると、黒人富裕層が集まるスタイリッシュなレストランとして人気を集めた。99年にはアークと決別。店を劇場街に移し、ワシントンDCにも進出。人種を超えて客が詰めかけた。
自身の名前を冠したNBCの番組をはじめ、食器やインテリア、家具にブランドを展開。料理やもてなしに関する本を3冊出版した。50代後半に若年性アルツハイマー病を発病。その闘病をつづった本を2016年に夫と共著で出版している。

B・スミスさんと夫のダン・ギャスビーさんのツイッター(@BSmithstyle)より
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