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教育局(NCES)は昨年、2016年から17年における全米50州の公立高校の卒業率を発表。ニューヨーク州は82%で38位だった。これを受け今月、数百人の学校関係者および教師がロングアイランドに集まり、州の卒業基準の再編成を検討する会議を開催する。高校卒業率をさらに向上させるのが目的。ニュースデーが1日、報じた。
州教育局は15年、高校の卒業率の改善を目的に、技術や芸術などの専門分野を学ぶ生徒に、州の統一テスト「リージェント試験」で試験科目の1つである歴史を免除。代わりに技術や芸術、職業科目の試験に合格すれば単位を取得できるプログラムを開始。また、統一試験に不合格の体障害をもつ生徒の一部の卒業を許可したりするなど、卒業要件を緩和する対応策を講じてきた。16年には、試験の合格ラインとされる65点に満たなかった場合でも、60点から64点を取った場合は、合格と見なす制度も取り入れた。これらの対策は徐々に効果を上げ、19年の州の卒業生の数は、前年より15%多い1万3200人以上まで増えた。
今月行われる会議では、通常、年3回実施されるリージェント試験の回数減や、試験問題の内容の変更について話し合う予定。
最も卒業率が高かった州は、91%のニュージャージー州とアイオワ州だった。

写真はイメージ(buschelmangalleries / Pixabay)
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