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チェスの概念を一変した黒人プレーヤー、チャール・ロビンソンさんが10月13日に死去した。43歳だった。家族は「自然死」としている。ニューヨークタイムズが6日、報じ
た。
ロビンソンさんは若くして頭角を現し、ハーレムにあるアダム・クレイトン・パウエル中学でチェスクラブ「レイジング・ルーク」のリーダー格として活躍。1991年の全国大会で1位をペンシルバニア州フィラデルフィア市のマスターマン・ラボラトリー・アンドデモンストレーション校と分けて、「名門私立校のもの」「白人のゲーム」というチェスの概念を一変した。市内の公立校でチェスを教えるディビッド・マックエンヌルティーさんは「生徒たちの模範になった。生徒たちの人生を変えた」と語っている。98年に中学生の全国大会で優勝したメンバーの1人、アシャンポンさん(36)はロビンソンさんを「黒人のMLB選手、ジャッキー・ロビンソンのように、スポーツの変革者の1人だった」と語る。市内の公立校では1980年代半ばからチェスを正式に教え始め、90年代には100校以上、現在では48校に年間を通じたプログラムがある。
ロビンソンさんはその後、私立ドルトン・スクールで学び、ジョン・ジェイ・カレッジで犯罪学を修めた。近年は、ハドソンヤードのサクセス・アカデミーなどで後進の指導に当たっていた。ルーツであるハーレムを誇りとし、「文化や歴史で、ユニークな場所。人生をやり直すことがあれば、また、ハーレムから始めたい」とインタビューで語ったことがある。
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