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屋外営業が続き、暖かいコンフォートフード(家庭料理)をメニューに加えるニューヨーク市内のレストランが増えている。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日、報じた。
マンハッタン区アッパーイーストサイドの山小屋風レストラン「ヒュッテ」は、鹿肉を使ったグーラッシュスープやポークチョップの提供を開始した。オーナーのジェレミー・シャラーさんは「お腹を満たしてもらいたい」。ロックフェラーセンター内のマキマキ・スシではしゃぶしゃぶを始めた。創業者のケビン・タカラダさんは「魂を温めたい」と意気込む。ミートパッキングディストリクトにあるスタンダードホテル内のグリルではフォンデュー。チーズとチョコレートを選べる。「アルプスでスキーを楽しんだ後のような気分に浸れる」と飲食業務責任者、ジュリアン・ピエーラスさんは語る。
マンハッタン区内に4店舗を構えるザ・スミスはバターナッツカかぼちゃやチキンを加え、スープのメニューを増やした。「客が湯気にひきつけられる」とアダム・バーク副社長。ミシュラン星に輝くマスケットルームはノリータ地区でフードトラックを使い、ハンドパイやバオを販売。ブルックリン区プロスペクトハイツのオルムステッドでは、ダックを使ったシェパードパイ。アルコール入りホットココアも始めた。

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