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タクシー料金17%値上げへ 6年ぶり、市民の生活にも影響
ニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TLC)が12日、平均17%のタクシー料金値上げ案について採決を行うことが分かった。料金値上げは2006年以来、6年ぶり。今回の投票で可決される公算が大きく、市民の生活にも影響が出そうだ。
新規定では、現在0.2マイル毎に40セントずつ加算される料金が、10セント増の50セントになる。また、渋滞の際に1分毎に40セント加算される料金も50セントに値上げされることになる。さらに、マンハッタン区からジョン・F・ケネディ(JFK)空港間は現行の45ドルから7ドル増の52ドルになり(橋通行料は含まれていない)、ニューアーク空港までは2.50ドル増の17.50ドルになる。新規定が可決されれば、9月から施行される予定だ。
しかし、値上げが実現したとしても、タクシー運転手らは車両リース業者に支払う料金の値上げを危惧している。リース業者は昨今、経営難を主張しているため、乗車賃の値上げに伴い、リース料金の見直しも回避できないだろう。一般のタクシー利用者は、今回の値上げにより運転手の収入増に結びつくと思いがちだが、必ずしもそうではないようだ。
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