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今夏、ニューヨーク市内の公園で、婦女暴行や銃撃事件、刺傷事件などが多発したことが判明した。特に個人的な怒りを不特定多数の人にぶつけた犯罪傾向が目立った。また市民からは、不法な銃がまん延しているにもかかわらず、警察による取り締まりが緩いことも犯罪率増加の一因となっている、と指摘する声も聞かれる。
マンハッタン区のユニオンスクエアでは、8月だけで14件の暴力事件などが起こっている。また、今月1日にはブロンクス区モリスハイツのハーフ・ネルソン運動場で、男女4人が刺され負傷する事件が発生したほか、3日未明にはアッパーウエストのリバーサイド公園周辺で19歳女性が強姦被害に遭っている。
市内には1700の公園があるが、ニューヨーク市警察庁(NYPD)が犯罪の追跡調査を行っているのは30カ所のみ。2008年4月から12年6月までに園内で発生した犯罪件数は1360件で、うち28件が強姦事件だった。
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