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乳がん撲滅月間にあたる10月、米小売大手メイシーズはことしも乳がん研究財団(BCRF)と合同で、関連の啓蒙イベントを実施し、乳がんに関する知識の浸透を目指す。
全米で展開する350店舗および、「ピンクショップ」と名付けられたメイシーズのオンラインショップ(macys.com/pink)ではピンクのファッショングッズ、化粧品、生活雑貨が販売され、売り上げは乳がんに関する啓蒙活動を行う団体や、治療方法を研究する機関などに寄付される。例として、ピンクエンベロップのトレンチコートや、ピンクセレブリティージーンズのスキニーデニムなどが販売される。
メイシーズのチーフ・マーケティング・オフィサーであるマーティン・リアドン氏は、「我々は10年以上にわたりBCRFとパートナーシップを組みキャンペーンを実施することで、従業員や消費者に乳がんの危険性や予防法などを効果的に伝えることに成功してきた」と述べた。
米がん協会の研究によると、年間で新しく乳がんと診断される米国在住の女性は20万人で、死亡者は4万人に上る。女性のがんで死亡するケースの中で最も多いのが肺がんで、乳がんが続く。
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