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マクドナルドやウェンディーズ、バーガーキングなど米国を代表する大手ファストフードレストランチェーンのアルバイト従業員らが4日、市内60カ所で抗議デモを行い、最低賃金を15ドルに引き上げるよう州政府に訴えた。
現在、ニューヨーク州の最低時給は7.25ドルに設定されており、大手フードチェーンの多くがアルバイトの従業員に対し同額の給与を支払っているとされている。
同日、マンハッタン区34丁目にあるウェンディーズの店舗前には大勢の従業員が集まり、「ニューヨークで時給7.25ドルで生活するのは不可能」「最低でも15ドルが必要」などと訴えるとともに、労働組合には福利厚生を改善するよう要望した。
市民権の向上を訴える団体などによると、現在ニューヨーク市におけるファストフード産業の収益は年間2000億ドルに達するといい、同業界に携わる人も多いからこそ、これらの業界で働く人の権利の向上は必須としている。
だがこれを受け、マクドナルドのオーナー・オペレーター協会は、「すべての従業員を正確に評価し、それに見合った給与と福利厚生を保証している」との声明を発表し、雇用システムに「問題はない」とあらためて強調した。
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