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米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースはこのほど、人気クーポンサイトの「グルーポン」で、試合観戦チケットの割引販売を開始した。
同サイトでは7日現在、ヤンキースタジアムでの平日の試合(インディアンズ戦およびマリナーズ戦)の観戦チケットが、額面価格48ドルのところ22ドルの割引価格で販売されている。
ヤンキースは2009年に本拠地を新スタジアムへ移して以降、観客動員数が減少傾向にあり、これまでにも独自のチケット再販サイトを立ち上げるなど観客確保に奔走している。しかし、今季のこれまでの観客動員数は3万7414人と、昨年同時期の4万710人を下回っているのが現状だ。
さらに同チームでは、今季に入ってデレク・ジーターやアレックス・ロドリゲス、カーティス・グランダーソンなどの主力選手が、故障により次々と戦線離脱している。
ヤンキースの関連情報を発信するブログ「ピンストライプ・バイブル」の管理人であるスティーブン・ゴールドマンさんは、「スター選手たちのけがや、人気の高かったニック・スウィッシャー選手の移籍などで、応援する意欲をそがれているファンが多い。最近のヤンキースは、高いチケット代に見合わないチームになっている」と分析している。
グルーポンの広報担当者によれば、同サイトは09年からMLBと提携し、ことしに入ってすでに13のチームのチケット販売を行っているという。
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