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ニューヨーク州都市交通局(MTA)がことし3月から新たに実施している「グリーン料金」制度により、当初の予想を超える収益が上がっていることが判明した。
このシステムは、地下鉄やバスの料金カード(メトロカード)を新たに購入する度に、運賃とは別にカード代が1ドルかかるというもの。いったん購入したカードは金を追加すれば使い続けることができるため、新たなカードを買う乗客が減り、ごみの削減につながる“エコ活動”の一環として導入された。
ところが、導入から3カ月が経過した現在、MTAの予想とは裏腹に多くの乗客が1ドルを支払って新しいメトロカードを購入し続けており、このまま行けばカード代金による収入だけで年間1800万ドルを上回る見通しが出てきた。
ある地下鉄利用者は、「駅構内の床に捨てられたメトロカードを目にすることが減っているのは間違いない。ただ、カードをリサイクルしていない乗客もまだかなりいるようだ」とする一方で、別の地下鉄利用者は、「自分の周りにはカードを使い続けて1ドルを節約したいと考える人が多い。プラスチックごみの埋め立ては大きな問題で、その削減にもつながる」と、MTAの対策は概ね奏功しているとの見解を示した。
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