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ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長と市議会議長クリスティン・クイン氏らは2日、市のビジネスや個人などが「.com」や「.net」に加え、「.nyc」という地域別ドメインネームを使用することを、インターネットのドメインネームおよびIPアドレスを世界規模で管理する民間非営利組織「アイキャン(ICANN)」が認可したと発表した。
地域別ドメインネームを使用できるのは、市の各機関、市内で営業を行う中小企業、市の非営利団体、オンラインIDを持つ市居住者などに限られる。地域別ドメインネームの使用により、ビジネスや個人、サービスなどの市との結び付きが明白となり、市民やビジターが市の情報や市に所在するビジネスなどを検索することが容易となり、観光客の誘致や地元中小企業の発展にもつながる。
ニューヨーク市は、ICANNが地域別ドメインネームの使用を認めた、世界で最初の都市の1つで、全米で初の都市となった。2009年の年頭演説の中で市の地域別ドメインネームの取得を呼び掛けていたクイン氏は、「ニューヨークは世界で最高の市であるだけでなく、インターネット界でも最高の市となるでしょう」と語った。
ドメインネームの登録方法の詳細や料金は、年内に発表される。詳細はwww.mydotnyc.comを参照のこと。
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