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ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長と市のタクシー・リムジン委員会(TLC)のデビッド・ヤスキー氏は6日、WORのラジオ番組に出演し、市内を走るタクシー(通称イエローキャブ)について、今後7年以内に半数を車いす対応とする新規定を設けると発表した。
この規定案によると、現在、市内を走行しているイエローキャブは約1万3000台で、今後は新車を導入する際、2台に1台を車いす対応車とすることで順次その台数を増やし、7年以内に目標を達成するとしている。
車いす対応のイエローキャブは現在200台しかなく、これが連邦障害者法に反するとして、2011年に市とTLCを相手取る集団訴訟が起こされている。今回の新規定案は、その和解案として裁判所に提出されたもの。
この発表を受け、身障者擁護団体はいずれも、市の取り組みを歓迎する意向を示している。
現在TLCでは、携帯電話アプリなどで車いす対応車を呼ぶサービスを設けているが、該当車の台数が少ないため、サービスが十分行き届いていない状況。ニューヨーク市とTLCは、この規定が達成される20年には、「イエローキャブは国内で最も身障者への対応が進んだタクシーシステムになる」としている。
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