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2月2日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで開催される米アメリカン・フットボール(NFL)スーパーボウルの観戦チケットの販売価格が高騰し、一般のファンには手の届かないものになっているとして、同州在住の男性らがNFLを相手取り、損害賠償を求める集団訴訟を起こした。
原告のジョシュ・フィンケルマンさんは、一般のファンが定価で購入できる観戦チケットは7万7500枚あるうちのわずか1%で、物品の販売はその95%を一般に向けて提供するよう定めた同州の消費者詐欺保護法に、NFLは違反していると主張している。
定価で販売される観戦チケットの数が限られていることから、大多数のファンは再販市場で法外に高値のついたチケットを購入せざるを得ず、フィンケルマンさんもチケット2枚に4000ドルを支払ったとしている。
一方、NFL側はチケット販売方法に関し、75%が出場チームや他のチームに分配され、抽選で選ばれたファンに定価で販売していると説明している。
ただし、この抽選に参加できるのは通常、高額なシーズンパスの保有者に限られており、その他スポンサー企業にもチケットが優先的に配られるため、一般のファンが手に入れるのは非常に難しいのが現状だ。
スーパーボウルの観戦チケットの価格は近年、高騰し続けており、2012年の大会でもっとも高額だったものは、10年前の3倍にまで膨れ上がった。
TiqIQの調べによると、今大会の観戦チケットの平均価格は3432.90ドルで、昨年の3521.44ドルよりは若干安い。また、もっとも高額のチケットは、1万9200ドルで販売されているとのこと。
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