RELATED POST

世界貿易センタービル(WTC)周辺の住民および周辺に勤務する労働者の団体を代表する弁護士が9日、2001年の米中枢同時テロ以降の同地区の警戒態勢が厳し過ぎて生活に支障をきたすとして、マンハッタン区高位裁判所に申し立てを行った。
昨年11月、同地区周辺の住民や労働者14人で構成された団体は、市が4000万ドルを費やして行っている同地区での安全対策につき、市および市警察本部(NYPD)、ニューヨーク・ニュージャージー州港湾局(PA)を相手取り、訴訟を起こした。
原告側の弁護士ダン・アルターマン氏によると、テロ攻撃の標的となったWTCを囲むグリニッチやフルトンなどの4つの通りには、バリケードと検問所が設けられた。さらに同氏は、車両が通行する際には証明書の呈示が求められ、それが慢性的な渋滞を引き起こしていると指摘する。だが、これまでに道路を閉鎖しなければならない安全保障上の問題は一切起きていないという。
同地区在住のある男性は、「車での来客や届け物があっても、家にたどり着くまでに1時間を要する」と苦情を訴えている。一方、市の代理弁護士は、同計画は二度と惨事を繰り返さないため、不審車両がWTCに近づくのを防ぐ目的で行われていると主張。裁判官は判決を下す前に実際に現場調査を行うと約束したものの、この緊急申し立てについては、既に却下している。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








