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ニューヨーク・ニュージャージー州港湾局(PA)は25日、ロウワーマンハッタンに総額40億ドルをかけて建設中の、世界貿易センター(WTC)トランジットハブの一部となる、パストレインの新WTC駅の新しいプラットホームの使用を開始した。
約5000万ドルをかけて建設された大理石のプラットホームAの壁には色とりどりのモザイクのデザインが施され、旧駅で使用されていたスラリーの壁も一部保存されている。また新しい照明、構内放送用のスピーカー、電光表示、エスカレーターやガラス張りのエレベーターが新設されている。
同プラットホームは、ロウワーマンハッタンからニュージャージー州ホーボーケンへ向かう列車の発着に利用される。
同日、同プラットフォームから初のホーボーケン行きの列車が出発した。オープン初日に利用した乗客は、「とても素敵。ちょっと未来的」「地下鉄の駅という感じではない」などと、清潔で近代的なプラットホームに心を動かされたようだった。
2007年に開始されたWTCトランジットハブ建設計画では、同様のプラットホームを他にもいくつか建設中で、15年までに段階的に一般開放していく予定。
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