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クイーンズ地区検察局は17日、ロバート・F・ケネディ橋(旧名トライボロー橋)とクイーンズ・ミッドタウン・トンネルを、通行料を支払うことなく3000回以上利用していたとして、同区ロングアイランドシティ在住のタクシー運転手、ロドルフォ・サンチェス被告(69歳)を起訴した。
訴状によると、サンチェス被告は料金所を通過する際に支払いを逃れるため、前の車両と距離を開けずに、バーが降りる前に通過するという行為を2年間にわたり繰り返した疑い。
被告は同日、重窃盗やサービスの窃盗などの罪で罪状認否の手続きを受けた。有罪となれば、最高7年の禁固刑が科されることとなる。
同被告が所持していたEZパスは、2010年に紛失届が提出され無効となったが、料金所を通行する際には信号を発する。このためニューヨーク州都市交通局(MTA)の捜査官が過去の通行記録を遡り、一連の犯行が明るみになった。料金所の監視カメラの映像でも、同被告の犯行が確認されている。
MTA保安局のドナルド・ルック局長は、サンチェス被告が支払いを逃れた通用料は2年間で2万8000ドルに上るとし、「こうした悪質な行為については、今後も厳しく取り締まる」と話している。
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