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20日に発表された、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの疫学・公衆衛生学部による研究調査によると、嗜好品として人気が上昇している電子たばこ(Eシガレット)が、禁煙補助に大きな効果を表していることが分かった。
処方薬や専門家の助けを借りず、禁煙に挑戦した5863人の喫煙者のうち、電子たばこに切り替えた人の20%が禁煙に成功していた。
一方、ニコチンパッチやガムなど、市販の禁煙グッズにより禁煙を試みた人の成功率は10.1%で、自分の意志だけで試みた人は15.4%だった。
だが、電子たばこにも少量のニコチンが含まれており、長期吸引した場合の安全性についての科学的証拠が欠けるため、その取り扱いについてはさまざまな見解があるようだ。
なお、禁煙にもっとも効果があるのは、医師や禁煙プログラムを実施している診療所など、専門家の助けを借りることであると、調査により明らかにされている。
同調査は、2009年から14年の間に実施された。
世界保健機関(WHO)によると、喫煙者の半数は、喫煙を原因とした疾患により死亡しているという。喫煙は、肺がんやその他の慢性的な呼吸器系疾患の原因となり、世界で最多の死因である心血管疾患の大きな要因となっている。喫煙による死亡者数は、世界で年間600万人に上ると言われている。
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