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電気・ガス供給会社コンソリデーテッド・エディソン(コンエド)は3日、冷房の使用などにより多大な電力が消費される夏に備え、ニューヨーク市内およびウエストチェスター郡への配電システムの改善に、13億ドルを投資したと発表した。
システムの改善には、22台の電気回路網変圧器、3本の新しい主要給電線、69台のオーバーヘッド変圧器の設置、69本の給電線の補強などが行われた。これにより、推定される今夏の電力需要に十分見合った電力を確保できるという。
同社では、夏の電力需要増加に対応するため、2005年より毎年10億ドル以上を投資。電力や電気代を節約するため、冷房の温度を78度に設定するよう、消費者に呼び掛けている。
ことしは、将来起こりうる大型ハリケーンや暴風雨から市民をまもるため、10億ドルを投じて4年計画で行われている防御設備プログラムの2年目にあたり、同社は2億3000万ドルをこのプログラムに費やす。
これには、ロウワーマンハッタンやブルックリン区の地下電気回路網の再設計や、重要な設備の周りを防護壁で取り囲むなどの改善作業などが含まれている。
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