2014年6月6日 NEWS

教え子2人に性的暴行 クイーンズ区の女教師を起訴

 クイーンズ地区検察は3日、当時16歳だった教え子の男子生徒に複数回にわたり性的暴行を加えたとして、ニューヨーク州マサペクア在住の女教師ジョイ・モーシ被告(39歳)を強制わいせつ罪などの罪で起訴した。また4日には、先週末にも別の16歳の少年に同様の行為を及んだとして再逮捕されている。
 被告は、同区リッジウッドにあるグローバー・クリーブランド高校で体育教師を務めており、2013年6月5日から7月24日にかけて、ジムや地下室など高校の敷地内で約20回も男子生徒と性交渉を持ったとされる。
 被告の夫は同校のレスリング部の顧問をしており、この男子生徒はその教え子だったことも判明している。
 3日、モーシ被告はクイーンズ刑事裁判所で罪状認否を問われた。起訴内容は、20件の第3級強制わいせつ罪、20件の第3級性的暴行罪、1件の児童福祉法違反。保釈金は2万5000ドルと設定。次回公判は今月23日に行われる。
 有罪判決を受けた場合、最高4年の禁固刑に処される。
 担当裁判官は「子どもたちにとって安心できる場所であるべき学校で働く教師という立場を考えると、今回の犯行は特に重く受け止めるべき」と憤りをあらわにした。
 ニューヨーク州では、性交同意年齢は17歳と定められている。

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