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7日から始まった日本の人気アニメ「ドラえもん」の北米初となるテレビ放送を記念して16日、在ニューヨーク日本国総領事館公邸でレセプションが開催された。イベント終了間際にはドラえもん本人も登場し、会場は最後まで、ドラえもんと写真を撮る人々の列ができるほどの盛り上がりだった。
このイベントは、日本政府が文化やコンテンツなどの魅力を海外に効果的に発信する「クールジャパン」政策の一環。在ニューヨーク日本国総領事館大使の草賀純男氏は「ドラえもんは日本の習慣や生活がよく描かれおり、これを通して米国の人々に日本の文化を知り、関心を持ってもらいたい。そして、さまざまな方面での経済効果に繋がれば」とし、「米国と日本の関係がさらに近くなることを期待している」と語った。
また(株)小学館 集英社プロダクション・ドラえもん事業部取締役の中沢利洋氏は「アジアでもっとも愛されており、欧州、特にスペインでは大人気のキャラクターであるドラえもんを、米国、そして世界のアニメマーケットにもっと参入していきたい」とし、「アベノミクスならぬ、ドラノミクスを起こしていきたい」と力強く話した。同社は米国でのビジネス戦略について、日系企業にドラえもんを自社の宣伝に使ってもらうなど、まずは企業向けに版権使用料を特別優遇するとの方針を見せた。
日本国外でドラえもんはポケモン以来の大人気キャラクターでもあり、全世界に600社以上がライセンス契約を持ち、年間グローバル市場規模は500億円以上だという。
さまざまな方面からのオファーが今後も期待されるドラえもんは、2020年開催予定のオ五輪招致スペシャルアンバサダーを務めることも決定してる。そして、初の3D映画「STAND BY ME」の日本公開も8月8日に控えている。
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