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ニューヨーク市警察(NYPD)は14日、自転車の利用者(サイクリスト)を対象とした交通安全計画「オペレーション・セーフ・サイクル」をスタートさせ、信号無視や逆走行、徐行無視などの交通違反をしたサイクリストにも違反切符を切ると発表した。
ニューヨーク市は現在交通事故撲滅計画「ビジョン・ゼロ」を進めており、同市の広報担当者は今回のサイクリスト対象安全計画について、「歩行者にとって安全な市を目指すためには、悪質な運転行為であればドライバーはもちろんサイクリストも取り締まりの対象にする必要がある」と述べた。
一方サイクリスト擁護団体の代表、キーガン・ステファン氏は「交通事故をなくすためには、スピード違反をしたり歩行者優先を守らない悪質なドライバーをまず厳しく取り締まるべきで、サイクリストはその対象ではない」と述べている。
しかし今月初めには、75歳の歩行者がセントラルパークで17歳のサイクリストに跳ねられ死亡するという事故が起きている。
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