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自転車専門誌「バイシクリング(Bicycling)」は3日、今年度の全米でもっともバイクフレンドリーな都市「ベスト・バイク・シティ」にニューヨーク市が選ばれたと発表した。
これは2年ごとに選ばれるランキングで、ニューヨーク市は前回上位のシカゴ、ミネアポリス、ポートランドを抜き、7位から1位へと大きく飛躍した。
同誌編集長のビル・ストリックランド氏は、この結果に対し「同市は、この2年間で自転車利用者に優しい環境づくりに力を入れてきた」とし、具体的にはバイクレーンの増加やシティ・バイクの導入などを挙げている。
国勢調査によると、ニューヨーク市は全米でもっとも自転車人口の多い街であり、2007年から11年までの間に自転車通勤者は倍増し3万6496人となった。同市はブルームバーグ前市長に続き、デ・ブラシオ現市長もバイク・フレンドリーな街づくりを後押ししている。
交通局長のポリー・トロッテンバーグ氏によると、白いペンキで識別されたバイクレーンの導入後、路上での負傷者は20%減少しており、市がサイクリストの安全向上にも努めていることを強調した。
また、現在9万6000人の年会員を持つシティ・バイクは、ロングアイランドシティとグリーンポイントへ利用地域を拡大する予定で計画を進めているという。
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