
ペンシルバニア州在住のジョー・レンティーニさんは先週、ビジネスディナーでニュージャージー州アトランティックシティのボーガタホテルにあるレストラン「ボビーフレイステーキ」を利用した。
レンティーニさんは、会食のホストからワインを選ぶように言われたが、ワインに詳しくなかったため、ウエイトレスに「適当なワインを選んでほしい」と頼んだ。ウエイトレスはメニューのうちの1つを指差したが、レンティーニさんは眼鏡を持っておらずよく値段が見えなかったため、ウエイトレスに値段を尋ねると「Thirty-seven fifty」と答えたという。同席していた2人も了承したのでそのワインを注文し、レンティーニさんはテイスティングも務めた。ワインは“ごく普通の味”で楽しく食事を終えたが、勘定がホストに渡されると事態は一変した。3人で飲んだワイン(2011年のスクリーミング・イーグル)は3750ドルの請求となっていたからだ。レンティーニさんを含め注文時の会話を聞いていた全員が、金額は37.50ドルと理解していたため、再びウエイトレスを呼び「値段をThree-thousand…と言わなかった」と抗議した。しかし、ウエイトレスはレンティーニさんの言い分に同意せず、店側と交渉の末にワインの値段は2200ドルとなり、レンティーニさんを含めた3人で折半する結果となった。レンティーニさんは「今後はワイン選びをウエイトレス任せにはしない」と話している。
一方で店側は「ワインの注文過程を再度検証したが、ウエイトレスとソムリエは共に顧客が注文したワインの確認を適切に行っている。誤解を与えるような行動は取っておらず、一流店としての名誉を傷つけるような記事は受け入れられない」とニュースサイト、NJインフォの取材に応じている。
また、ワインコンサルタントのジョン・フォイ氏は「ワインを提供する側には値段を明確にする責任があり、それができなかった場合は請求を取り消すべきだ」と指摘する。さらに今回のレストランのワインリストを検証すると、問題のワインは店で2番目に高いワインであったため、同氏は「ワインをよく知らない客に、数ある手頃な価格のワインをなぜ勧めなかったのか」と疑問を呈している。
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